日本国内と海外の多様な教育現場のニーズに柔軟に応じられる日本語教師及び日本語教育支援人材の育成を目指します。多様な言語的・文化的背景を持つ学生同士が協働学習を通して外国語として日本語を教えるために必要となる知識とスキルを習得し、人文科学・社会科学についての深い教養に根差した分析力を培うことで、日本語教育の裾野を広げていける実践力を身につけます。
履修する授業
「日本語教育プログラム」に参加した学生は、日本語・日本文化を教えられる知識とスキルを身につけるための授業を履修します。日本語教育学や日本語学の学びを深めるだけでなく、日本の古典文学・近現代文学をはじめ、アジア圏を中心に親しまれている漢文学や世界的に注目されている中国文学についても学びます。また多文化共生の先進的な取り組みが行われているドイツやフランスの社会・文化、さらに人間の多様な活動を支える経済学や社会学、そして人間の文化活動に欠かせない音楽・美学など、既存の学問領域を超えた学びを実現することで、グローバルな教養を身につけた日本語教育人材になることを目指します。
多様な活動と参加学生の声
「日本語教育プログラム」の授業には、<留学生と日本人学生の協働学習>と<国語教育融合型プログラム>という2つの特色があります。履修が必要な授業は「日本語教育理解科目《必修》」「日本語教育実践科目《必修》」「国語科教育理解科目《選択必修》」「多文化理解基礎科目《選択必修》」「多文化理解発展科目《選択必修》」で構成されています。